物心ついてから、あなたが初めて月を意識したのはいつの頃でしょうか。
日が暮れるまで夢中で遊んだ子ども時代、ふと空を見上げると白く輝く月を見た、という人は多いのではないでしょうか。
月は私たちにとっていちばん身近でなじみのある天体であると同時に、どこか謎めいていて想像力をかき立てられる存在です。
実際の月を見るうちに、徐々に気づく事実があります。
それは絶えず変化をしているのに、その動きにはルールがあるということ。
三日月から上弦、満月、そして下弦から新月とその姿を変えていくのに、一定の周期を繰り返しています。
一晩過ぎただけでも月の形は変わりますが、翌月もまた同じ順序で同じ動きをします。
月というのは不安定で移ろいやすいイメージを持ちながら、その不変のサイクルには合理性があるという意味で逆説的な存在です。
月星座(出生時に月が位置していた星座)
月は太陽とは対照的に「無意識」や「本能」「気質」を表します。普段の生活における習慣的なふるまいは、月が位置する星座の性質に関係します。
月によって示される性質は、より子ども時代に顕著です。月の配置はまた、人がどのように「感情」や「肉体」と関わるかを表します。
あなたが人とどう向き合うか、どのような人間関係を築くかは月星座が示し、感情が満たされ安心し、心が幸せだと感じることを月は暗示しています。
太陽はひとつの星座に約1か月留まり、1年かけて天の黄道宮を一周します。
それに対し月の動きはもっと早く、約1か月かけて、黄道帯にあるの星座すべてを巡ります。
つまり同じ年の同じ太陽星座生まれであっても、月の位置は星座に分かれることになります。
同じ年の牡羊座同士でも、月星座が替われば、性質や人との関わり方も異なるとわかるでしょう。
太陽星座との違い
星座が位置する空間)のどの宮に位置していたかで決まります。
巷にあふれる「誕生星座占い」は、長い歴史を持つ占星術の、ほんの入り口のようなもの。
生年月日、出生時間、出生地のデータを基に太陽同様、個人の性質や人生の行方に大きな影響を及ぼすのが月なのです。
太陽星座の説明を読み、「どうもピンとこない」「あまり当たっていない」と感じる人も多いと思います。
太陽星座と共に、出生時の月の星座も調べてみると、「こっちのほうがしっくりくる」という人は少なくありません。
なぜなら月の星座は、まだ私たちがはっきりと「私」という自覚を持つ前の段階、つまり「自我」に目覚める前の、幼少期の性質に影響を与えるからです。子ども時代の世界のとらえ方、起こった出来事に対する反応(リアクション)や感情(フィーリング)は、むしろ月の星座に負うところが大きいとされています。
月の星座を知ることは、あなた自身をより深く知るきっかけとなるでしょう。